なら、アートで♪
旅の本当の目的、田中一村展。
今年生誕100年ということで、開催されている。
昨年ハーモ美術館で衝撃を受けて以来、彼を敬愛してやまないのだが、初公開の作品や貴重な個人所蔵の作品が展示されるとのことで、無理矢理休みを作って出かけることにした。
よく考えたら4ヶ月ぶりの完全OFF♪
夕方の田園風景を別の日記にアップしてあるが、静かで美しい、趣きのある土地だ。そこにひっそり建っているのが万葉文化館。
晩年を代表する作品のひとつ、「アダンの木」を見ることができた。作品保護のため、レプリカを展示することも多いが、作者が込めたエネルギーまでは写しとることは出来ない。うっとり( ̄▽ ̄ )
逆走して一往復、常設展を見てまた一往復。
「アダンの木」の近くのソファに座ってうっとり。
すると、お手製のポスターで
今年10月に新たに発見された作品を11月2日から展示します。
今月じゃんΣ(´□` )
もう一度来れるか?!
常設展には現代的な日本画が展示されているが、当時置かれていた環境の違いを感じ、複雑な気持になった。
一村の作品からは、苦悩しながらも常に進化する過程が見える。全ては晩年の作品に向かって。
2時間程ぐるぐる廻って、せっかくなので歩いて行ける飛鳥寺へ。
閉館寸前なので、他に参拝者もなく、入館料を払って中へ。妙に商売っけがありすぎるポップ(寺なのに…)お賽銭をジャラジャラ数える音が…。興冷め。
ま、ついでだからいっかぁ…( ̄○ ̄;)
それにしても田中一村展はすばらしかった。
ハーモとの演出の違いも興味深かった。
エネルギーを頂いて、帰途につく。
ここからが本当の旅なのだ…。
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