にゃんこの大冒険
吾が輩はにゃんこである。
名前は…なんだっけ?(笑)
現代のペット事情を鑑み○○手術を受けるために、その業界では有名な動物病院に入院することになった。
そんな事情を知る由もないにゃんこ。
マタタビに翻弄され、その隙に気が付けばいつもの病院の中。
「にゃんこ、おまえの為だからね…」
遠退く意識…
ご主人に見守られながら手術は成功。
にゃんこ下腹部に痛みを覚え、覗いてみるとそこには私鉄沿線が!(縫われた跡)
「なんじゃこりゃ〜」
何故かもわからずに、ひとりぼっちの入院生活を余儀なくされた。
数日が過ぎ、少しずつ元気を取り戻したにゃんこは「おうちに帰ってご主人に会いたい!」という衝動に駆られた。
にゃんこは病院を脱走!
少し残る痛みを堪えながら歩いていると、どこからかイイニオイが…
あ、ご馳走がいっぱい!
たまらずにゃんこが飛び出した!
そこには宴を繰り広げている人間の姿。
にゃんこを見つけるとさらに大盛り上がり。
「にゃんこ、君も何か唄うかね?」
促されるままに、にゃんこブルース、にゃんこ小唄、待ってマタタビの3曲を熱唱、スタンディングオベーションの嵐。
「おお、にゃんこ、おまえも何か食べていきなさい。」
「ありがとうございます。でも、人間のご飯は塩分が濃すぎるのです。」
「そうか、それは残念。元気でな!」
ネコ、又の旅。
「うぅ…道にまよったのにゃ…、お腹も空いたし痛いのにゃ」
気が付けば動物病院の前に
「あら〜にゃんこちゃん、お帰りなさい
!ご主人が心配してるわよ。」
にゃんこはハゲそうな勢いでご主人にすりすり。
「もう暫くの我慢だからね、そしたら一緒に帰ろうね!」とご主人。
早くおうちに帰りたいから、明日も脱走してしまうかも…( ̄∇ ̄*)ゞ
懲りないにゃんこである。
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