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2009年4月18日 (土)

さくらは散り際が美しい

これは私の哲学である。

蕾がうっすら色づき、これから花開かんとしている姿にも命の力強さを感じるが、
総てを悟り、吹雪のように儚く散ってゆく花弁に包まれるたび、言いようもなく私の魂は揺さぶられるのだ。

しかしその先には次の命の準備が着々と進められている。人の心を捉えてやまない、桜。

その桜も百花繚乱ともなると、私には妖力が強すぎるようだ。

何と不思議な花よ。

そんなわけで、信州の春は瞬く間に駆け抜けて行くのです。

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